グラフから見るガソリン代
前回の記事でガソリン代から換算すると20年前の10000円は現在の5000円分の価値しかないという記事を作成しました。
冷静に考えなくても恐ろしいことですよね。
で、今回はそんなガソリン代価格の異常性をグラフにしてみました。
前回も書きましたが、細かい上昇率や上昇量は考慮していません。
あくまで最初と最後の差を重視しています。
ガソリン代と給油量
これも前回書きましたが2022年現在は地域にもよるけど安くて160円、高い地域だと180円を超えています。
この値上がり幅は異常と言ってもいいくらいの値上げ幅だと思います。
そんな異常な値上がりをグラフと表にしました。
年代別ガソリン代と給油量表
年度 | ガソリン代 | 給油量 | 相対的価格価値金額※1 | 相対的価格価値割合※2 |
2000 | 80 円 | 125 リットル | 10000 円 | 100.00% |
2001 | 84 円 | 119 リットル | 9524 円 | 95.24% |
2002 | 88 円 | 114 リットル | 9091 円 | 90.91% |
2003 | 92 円 | 109 リットル | 8696 円 | 86.96% |
2004 | 96 円 | 104 リットル | 8333 円 | 83.33% |
2005 | 100 円 | 100 リットル | 8000 円 | 80.00% |
2006 | 104 円 | 96 リットル | 7692 円 | 76.92% |
2007 | 108 円 | 93 リットル | 7407 円 | 74.07% |
2008 | 112 円 | 89 リットル | 7143 円 | 71.43% |
2009 | 116 円 | 86 リットル | 6897 円 | 68.97% |
2010 | 120 円 | 83 リットル | 6667 円 | 66.67% |
2011 | 124 円 | 81 リットル | 6452 円 | 64.52% |
2012 | 128 円 | 78 リットル | 6250 円 | 62.50% |
2013 | 132 円 | 76 リットル | 6061 円 | 60.61% |
2014 | 136 円 | 74 リットル | 5882 円 | 58.82% |
2015 | 140 円 | 71 リットル | 5714 円 | 57.14% |
2016 | 144 円 | 69 リットル | 5556 円 | 55.56% |
2017 | 148 円 | 68 リットル | 5405 円 | 54.05% |
2018 | 152 円 | 66 リットル | 5263 円 | 52.63% |
2019 | 156 円 | 64 リットル | 5128 円 | 51.28% |
2020 | 160 円 | 63 リットル | 5000 円 | 50.00% |
※1:相対的価格価値金額
ガソリン代が80円の時に10000円の価値が10000円と仮定した時の相対的な価値金額
計算式:
(初期ガソリン代(80円) ÷ 年代別ガソリン代) * 10000 = 価格価値金額(円)
※2:相対的価格価値割合
ガソリン代が80円の時に10000円の価値が10000円と仮定した時の相対的な価値割合
計算式:
(初期ガソリン代(80円) ÷ 年代別ガソリン代) = 価格価値割合(%)
こうやってガソリン代で見てみると初年度10000円だとすると、毎年約4~5%(約450円)ずつお金の価値が下がっていることが分かりますね。
年代別ガソリン代と給油量グラフ
・右肩上がりの青い線がガソリン代
・右肩下がりのオレンジ線が10000円での給油量
・右肩下がりの灰色線が20年前を10000円とした時の各年代の10000円の価値
こうやってグラフにしてもガソリン代と10000円で入れられる給油量の差がなかなか懐に響いてきますね。
最近はガソリン代が上がっても燃費が上がってるからトントンくらいじゃないの?って思うかもしれないですが新車価格の高騰、税金などの固定費の増加と車を維持するのにとにかく厳しい現状となってしまっています。
車を買うとしたら50万円くらいの中古車を乗り潰すのが最近だとベターな考え方かもしれないですね。
今回はここまで。
次回は20年前の10000円の価値を20年後も10000円の価値のまま持ち続ける方法についての記事を書いていきます。
コメント