今回はPremiere Proの「トランジション」の「グラデーションワイプ」について使い方を解説していきます。
「ビデオエフェクト-グラデーションワイプ」
今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「グラデーションワイプ」を解説していきます。
「グラデーションワイプ」は使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。
このグラデーションワイプを使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。
「グラデーションワイプ」
「グラデーションワイプ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。
「グラデーションワイプ」は「変換終了」「変換の柔らかさ」「グラデーションレイヤー」「グラデーション置き換え」「グラデーションを反転」の設定項目があります。
今回はそんなグラデーションワイプの「変換終了」について解説していきます。
「変換終了」
「変換終了」は2つの動画を切り替えるエフェクトで、先頭のキーフレームから最後のキーフレームまでの間に動画が切り替わります。
「変換の柔らかさ」
「変換の柔らかさ」は「変換終了」の値を高くしないと違いが分かりづらいです。
適用することで「変換終了」の雰囲気をくっきりさせたり淡くさせたりすることができます。
「ビデオエフェクト」で「グラデーションワイプ」を使ってみよう
1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「グラデーションワイプ」もその中に格納されています。

1-2.「グラデーションワイプ」を使用するには2つ以上の動画を用意する必要があります。
(今回は「海」と「煙突」という動画を用意しました)

海:

煙突:

1-3.「トランジション」を開いたら「グラデーションワイプ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。
(今回は「海」が上に表示されているので「海」に適用します)

1-4.「グラデーションワイプ」の「変換終了」の値を変更すると上に表示されているアイテムが透過され、一部下の動画が表示されます。
(デフォルトの「0%」だと何も変化が分かりません)


1-5.「グラデーションワイプ」の「変換の柔らかさ」の値を変更すると「変換終了」で適用した雰囲気を淡くさせたりすることができます。
(分かりやすい様に「変換終了」を「50%」にしています。)


今回はここまで。
次回もトランジションの「グラデーションワイプ」について解説していきます。
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