Premiere Proの「グラデーションワイプ」の使い方Part1「エフェクト-ビデオエフェクト-トランジション」 ~ Premiere Pro解説 ~ #157

PremierePro

今回はPremiere Proの「トランジション」の「グラデーションワイプ」について使い方を解説していきます。




「ビデオエフェクト-グラデーションワイプ」

今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「グラデーションワイプ」を解説していきます。

「グラデーションワイプ」は使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。

このグラデーションワイプを使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。



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「グラデーションワイプ」

「グラデーションワイプ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。

「グラデーションワイプ」は「変換終了」「変換の柔らかさ」「グラデーションレイヤー」「グラデーション置き換え」「グラデーションを反転」の設定項目があります。

今回はそんなグラデーションワイプの「変換終了」について解説していきます。


「変換終了」

「変換終了」は2つの動画を切り替えるエフェクトで、先頭のキーフレームから最後のキーフレームまでの間に動画が切り替わります。


「変換の柔らかさ」

「変換の柔らかさ」は「変換終了」の値を高くしないと違いが分かりづらいです。

適用することで「変換終了」の雰囲気をくっきりさせたり淡くさせたりすることができます。




「ビデオエフェクト」で「グラデーションワイプ」を使ってみよう

1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「グラデーションワイプ」もその中に格納されています。

トランジション_グラデーションワイプPart1




1-2.「グラデーションワイプ」を使用するには2つ以上の動画を用意する必要があります。

(今回は「海」と「煙突」という動画を用意しました)

トランジション_グラデーションワイプ_アイテム


海:

トランジション_グラデーションワイプ_海


煙突:

トランジション_グラデーションワイプ_煙突




1-3.「トランジション」を開いたら「グラデーションワイプ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。

(今回は「海」が上に表示されているので「海」に適用します)

トランジション_グラデーションワイプ_適用方法




1-4.「グラデーションワイプ」の「変換終了」の値を変更すると上に表示されているアイテムが透過され、一部下の動画が表示されます。

(デフォルトの「0%」だと何も変化が分かりません)

トランジション_グラデーションワイプ_変換終了


トランジション_グラデーションワイプ_変換終了_挙動




1-5.「グラデーションワイプ」の「変換の柔らかさ」の値を変更すると「変換終了」で適用した雰囲気を淡くさせたりすることができます。

 (分かりやすい様に「変換終了」を「50%」にしています。)

トランジション_グラデーションワイプ_変換の柔らかさ


トランジション_グラデーションワイプ_変換の柔らかさ_挙動





今回はここまで。

次回もトランジションの「グラデーションワイプ」について解説していきます。

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