Premiere Proの「グラデーションワイプ」の使い方Part2「エフェクト-ビデオエフェクト-トランジション」 ~ Premiere Pro解説 ~ #158

PremierePro

今回もPremiere Proの「トランジション」の「グラデーションワイプ」について使い方を解説していきます。




「ビデオエフェクト-グラデーションワイプ」

今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「グラデーションワイプ」を解説していきます。

「グラデーションワイプ」は使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。

このグラデーションワイプを使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。



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「グラデーションワイプ」

「グラデーションワイプ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。

「グラデーションワイプ」は「変換終了」「変換の柔らかさ」「グラデーションレイヤー」「グラデーション置き換え」「グラデーションを反転」の設定項目があります。

今回はそんなグラデーションワイプの「変換終了」で徐々にシーンを変化させる方法ついて解説していきます。


「変換終了」のシーン変換

「変換終了」のシーン変換は2つの動画を切り替える操作です。

キーフレームを2つ打つことで1枚目のアイテムから徐々にシーンが変わっていき、最終的に2枚目のアイテムが表示されるという挙動となります。

今回は1秒目から変換がはじまり、4秒目でアイテムが完全に切り替わるという動きになっています。




「ビデオエフェクト」で「グラデーションワイプ」を使ってみよう

1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「グラデーションワイプ」もその中に格納されています。

グラデーションワイプPart2




1-2.「グラデーションワイプ」を使用するには2つ以上の動画を用意する必要があります。

(今回は「海」と「煙突」という動画を用意しました)

トランジション_グラデーションワイプ_アイテム


海:

トランジション_グラデーションワイプ_海


煙突:

トランジション_グラデーションワイプ_煙突




1-3.「トランジション」を開いたら「グラデーションワイプ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。

(今回は「海」が上に表示されているので「海」に適用します)

トランジション_グラデーションワイプ_適用方法




1-4.開始点としてキーフレームを「1秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「0%」にします。

グラデーションワイプ_変換終了_始点のキーフレームの追加


グラデーションワイプ_変換終了_始点のキーフレームの追加_挙動




1-5.終了点としてキーフレームを「4秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「100%」にします。

グラデーションワイプ_変換終了_終点のキーフレームの追加


グラデーションワイプ_変換終了_終点のキーフレームの追加_終点




1-6.挙動確認をします。1秒目からシーンチェンジが行われて4秒目にシーンが完全に切り替わります。

グラデーションワイプ_変換終了_挙動確認


グラデーションワイプ_変換終了_挙動確認_挙動





今回はここまで。

次回もトランジションの「グラデーションワイプ」について解説していきます。

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