Premiere Proの「ブロックディゾルブ」の使い方Part2「エフェクト-ビデオエフェクト-トランジション」 ~ Premiere Pro解説 ~ #165

PremierePro

今回もPremiere Proの「トランジション」の「ブロックディゾルブ」について使い方を解説していきます。




「ビデオエフェクト-トランジション」

今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「ブロックディゾルブ」を解説していきます。

「ブロックディゾルブ」は「グラデーションワイプ」同様に使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。

このブロックディゾルブを使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。



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「ブロックディゾルブ」

「ブロックディゾルブ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。

「ブロックディゾルブ」は「変換終了」「ブロック幅」「ブロック高さ」「ぼかし」「ソフトエッジ(最高画質)」の設定項目があります。

今回はそんなブロックディゾルブの「変換終了」で徐々にシーンを変化させる方法ついて解説していきます。


「変換終了」のシーン変換

「変換終了」のシーン変換は2つの動画を切り替える操作です。

キーフレームを2つ打つことで1枚目のアイテムから徐々にシーンが変わっていき、最終的に2枚目のアイテムが表示されるという挙動となります。

今回は1秒目から変換がはじまり、4秒目でアイテムが完全に切り替わるという動きになっています。




「ビデオエフェクト」で「ブロックディゾルブ」を使ってみよう

1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「ブロックディゾルブ」もその中に格納されています。

トランジション_ブロックディゾルブ_part2




1-2.「ブロックディゾルブ」を使用するには2つ以上の動画を用意する必要があります。

(今回は「羊」と「花畑」という動画を用意しました)

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ


羊:

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_羊


花畑:

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_花畑




1-3.「トランジション」を開いたら「ブロックディゾルブ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。

(今回は「羊」が上に表示されているので「羊」に適用します)

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_適用方法




1-4.開始点としてキーフレームを「1秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「0%」にします。

トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_始点のキーフレーム追加


トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_始点のキーフレーム追加_挙動




1-5.開始点としてキーフレームを「1秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「0%」にします。

トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_終点のキーフレーム追加


トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_終点のキーフレーム追加_挙動




1-6.開始点としてキーフレームを「1秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「0%」にします。

トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_挙動確認


トランジション_ブロックディゾルブ_変換終了_挙動確認_挙動





今回はここまで。

次回もトランジションの「ブロックディゾルブ」について解説していきます。

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