Premiere Proの「ブロックディゾルブ」の使い方Part4「エフェクト-ビデオエフェクト-トランジション」 ~ Premiere Pro解説 ~ #167

PremierePro

今回もPremiere Proの「トランジション」の「ブロックディゾルブ」について使い方を解説していきます。




「ビデオエフェクト-トランジション」

今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「ブロックディゾルブ」を解説していきます。

「ブロックディゾルブ」は「グラデーションワイプ」同様に使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。

このブロックディゾルブを使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。



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「ブロックディゾルブ」

「ブロックディゾルブ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。

「ブロックディゾルブ」は「変換終了」「ブロック幅」「ブロック高さ」「ぼかし」「ソフトエッジ(最高画質)」の設定項目があります。

今回はそんなブロックディゾルブの「ぼかし」「ソフトエッジ(最高画質)」について解説していきます。


「ぼかし」

「ぼかし」はシーンを切り替える時の「ブロック幅」や「ブロック高さ」のぼかし度合いを変更する機能です。

通常は値をあげるとぼかし度合いが強くなるように思いますが、これは逆で値をあげるとぼかし度合いが弱くなります。



「ソフトエッジ(最高画質)」

「ソフトエッジ(最高画質)」はシーン切り替えをする際のブロックディゾルブの縁を滑らかにする機能です。

「ブロック幅」や「ブロック高さ」がデフォルト値では違いが分かりませんが値を変えて、ソフトエッジ(最高画質)」のチェックを外すと大きく雰囲気を変更することができます。



今回は1秒目から変換がはじまり、4秒目でアイテムが完全に切り替わるという動きになっています。




「ビデオエフェクト」で「ブロックディゾルブ」を使ってみよう

1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「ブロックディゾルブ」もその中に格納されています。

ブロックディゾルブPart4




1-2.「ブロックディゾルブ」を使用するには2つ以上の動画を用意する必要があります。

(今回は「羊」と「花畑」という動画を用意しました)

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ


羊:

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_羊


花畑:

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_花畑




1-3.「トランジション」を開いたら「ブロックディゾルブ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。

(今回は「羊」が上に表示されているので「羊」に適用します)

ビデオエフェクト_トランジション_ブロックディゾルブ_適用方法




1-4.「ぼかし」の値をデフォルト値の「0.0」から変更すると、ぼかし度合いの雰囲気を変更することができます

(分かりやすい様に「ブロック幅」を「100」に設定しています。

トランジション_ブロックディゾルブ_ぼかし


トランジション_ブロックディゾルブ_ぼかし_挙動




1-5.「ソフトエッジ(最高画質)」のチェックをOFFにすると滑らかだったブロックディゾルブの滑らかさが失われます。

(分かりやすい様に「ブロック幅」「ブロック高さ」の両方の値を「100」に変更しています。)

トランジション_ブロックディゾルブ_ソフトエッジ(最高画質)


トランジション_ブロックディゾルブ_ソフトエッジ(最高画質)_挙動





今回はここまで。

次回はトランジションの「ブロックディゾルブ」をまとめていきます。

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