YMM4 AIテキスト生成のやり方の解説Part1【ver4.16.0.0 追加機能】 ~ YMM4の使い方を分かりやすく解説 ~ #271

YMM4

今回はver4.16.0.0で複数追加された機能の一つである「セリフの続きをAIに考えてもらう機能」について解説していきます。




ver4.16.0.0の追加機能

ver4.13.0.0はかなり大幅なアップデートが行われました。

そこで追加された機能は多数あり、小さいものから大きいものまであります。

その中で使えそうな機能の解説をしていきます。

アップデート内容はページ下部にまとめています。




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「AIテキスト生成」

「AIテキスト生成」は今回新たに追加された機能の一つでその名の通り今までのボイスアイテムから次のセリフを自動で考えてくれるものとなります。

CHAT GPTやBing AIといったAIを使用した文章生成の技術を使ったものと思われます。


今回はそんな「AIテキスト生成」の初期設定を解説していきます。

(今回はCHATGPTを使用しての解説となります。)

APIキー設定(CHATGPT)

CHATGPTの制作会社であるOPENAIのAPI取得ページへ行き、APIキーを取得して「APIキー」へ入力します。


テキスト生成ボタンを表示

セリフを自動生成してくれるボタンを表示非表示の設定を行います。




「AIテキスト生成」の機能を使おう

1-1.今回はAIテキスト生成の必要な初期設定について解説してきます。

AIテキスト生成Part1




1-2.「セリフ自動生成」は「設定」の「AIテキスト生成」から設定できます。

AIテキスト生成_設定




1-3.以下のページの「Build your application」メニューから「Create new secret key」を押下して新しいAPIキーを作成します。

OpenAI API
An API for accessing new AI models developed by OpenAI

(写真はすでに取得済みの状態です)

AIテキスト生成_CHATGPT




1-4.APIキーを取得したらYMM4の「AIテキスト生成」メニューの「APIキー」に取得してきたAPIキーを入力します。

(写真は既に入力済みの状態です)

AIテキスト生成_APIキー




1-5.「テキスト生成ボタンを表示」をONにすると画面最下部の中央右辺りにボタンにロボットボタンが表示されます。

AIテキスト生成_テキスト生成ボタンを表示


AIテキスト生成_テキスト生成ボタンを表示_挙動





今回はここまで。

次回「セリフ自動生成」について解説していきます。




ver4.16.0.0のアップデート内容(引用)

■2023/05/01 v4.16.0.0
追加

  • Enterキーで改行できるようにした(テキスト欄を右クリック → 改行モード → Enterキーで改行)
  • 動画の出力中はスリープを抑制するようにした
  • エフェクト欄の右クリックメニューに「テンプレートとして保存」「削除」を追加
  • 「最近使ったファイル」「最近のプロジェクト」「テンプレート」メニューでDeleteキーを押して項目を削除できるようにした
  • 「連番PNG+WAV出力」を実装(ファイル(F) → 動画出力(V) → 全般 → 動画出力 → 連番PNG + WAV出力)
  • 「その他のファイルのみ」を実装(ファイル(F) → 動画出力(V) → 全般 → 動画出力 → その他のファイルのみ)
  • 連番PNGの読み込みに対応(動画アイテムのファイル選択ダイアログで「動画ファイル(.mp4;.avi;…)」を「すべてのファイル(.;)」を変更し、連番PNGを選択)
  • ボイスアイテムを元にテキストアイテムを作成できるようにした(ボイスアイテムを右クリック → ボイスアイテムの字幕をテキストアイテムとして分離)
  • ボイスアイテムを元に表情アイテムを作成できるようにした(ボイスアイテムを右クリック → ボイスアイテムの表情を元に表情アイテムを作成)
  • キャラクターごとに切り替えようショートカットキーを設定できるようになった
  • セリフの続きをAIに考えてもらえるようになった
    1. ファイル(F) → 設定 → AIテキスト生成 → テキスト生成ボタンを表示 を有効化
    2. OpenAI Chat API → APIキー に、OpenAIのAPIキーを入力
    3. タイムライン下部の「ここにセリフを入力」欄右側のロボットボタンをクリック
  • テキストの幅が一定以上になったら自動的に折り返し(改行)できるようにした(テキスト → 折り返し で単語単位で折り返し。テキスト → 折り返し幅 で折り返しを始める幅を指定)
  • 韓国語に対応(翻訳率50%程度。設定 → 全般 → 全体 → 言語 → 翻訳に参加 から翻訳に参加できます)
  • セピアエフェクトのかかり具合を変更できるようにした
  • セピアエフェクトの各項目をアニメーションできるようにした
    修正
  • テキストのBaselineが0.8に固定されている問題を修正
  • テキスト欄にフォントや色が適用されないことがある問題を修正
  • 動画出力時、音量の最大化が有効かつ音割れ対策がオフの場合、音量が小さくなることがある問題を修正

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