Premiere Proの「リニアワイプ」の使い方Part2「エフェクト-ビデオエフェクト-トランジション」 ~ Premiere Pro解説 ~ #170

PremierePro

今回はPremiere Proの「トランジション」の「リニアワイプ」について使い方を解説していきます。




「ビデオエフェクト-トランジション」

今回は「ビデオエフェクト」の中にある「トランジション」の「リニアワイプ」を解説していきます。

「リニアワイプ」は「グラデーションワイプ」「ブロックディゾルブ」同様に使い方は他のエフェクトに比べて難しいです。

このリニアワイプはキーフレームをうたないと見た目的な変化は一切ありません。そのため「リニアワイプ」を使用するためにはキーフレームの使い方を知っている必要があります。



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「リニアワイプ」

「リニアワイプ」は「ビデオエフェクト」の「トランジション」の中にあります。

「リニアワイプ」は「変換終了」「ワイプ角度」「ぼかし」の設定項目があります。

今回はそんなブロックディゾルブの「変換終了」で徐々にシーンを変化させる方法ついて解説していきます。



「変換終了」のシーン変換

「変換終了」のシーン変換は2つの動画を切り替える操作です。

キーフレームを2つ打つことで1枚目のアイテムから徐々にシーンが変わっていき、最終的に2枚目のアイテムが表示されるという挙動となります。

今回は1秒目から変換がはじまり、4秒目でアイテムが完全に切り替わるという動きになっています。




「ビデオエフェクト」で「リニアワイプ」を使ってみよう

1-1.「エフェクト」はデフォルトでは画面右側にあるパネルに格納されていて「ビデオエフェクト」「トランジション」の「リニアワイプ」もその中に格納されています。

トランジション_リニアワイプPart2




1-2.「リニアワイプ」を使用するには2つ以上のアイテムを用意する必要があります。

(今回は「オフィス街」と「ビジネス1」という動画を用意しました)

トランジション_リニアワイプ


オフィス街:

トランジション_リニアワイプ_オフィス街


ビジネス1:

トランジション_リニアワイプ_ビジネス1




1-3.「トランジション」を開いたら「リニアワイプ」をタイムラインの上にあるアイテムにドラッグ&ドロップします。

(今回は「オフィス街」が上に表示されているので「オフィス街」に適用します)

リニアワイプ_適用方法




1-4.開始点としてキーフレームを「1秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「0%」にします。

リニアワイプ_変換終了_始点のキーフレーム追加


リニアワイプ_変換終了_始点のキーフレーム追加_挙動




1-5.終了点としてキーフレームを「4秒」のところにシークバーを合わせて、「変換終了」のキーフレームを打ち、値を「100%」にします。

リニアワイプ_変換終了_終点のキーフレーム追加


リニアワイプ_変換終了_終点のキーフレーム追加_挙動




1-6.挙動確認をします。1秒目からシーンチェンジが行われて4秒目にシーンが完全に切り替わります。

リニアワイプ_変換終了_挙動確認


リニアワイプ_変換終了_挙動確認_ 挙動確認





今回はここまで。

次回もトランジションの「リニアワイプ」について解説していきます。

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